私は黄金世代の1人です！その3 (ページ37)

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皇帝《バイクで山の中走ってる！》

山か…こりゃまるんに任せた方が良いか？と思いつつ、山の方向へハンドルを切る。
爆速で山を上り、警察のシグナルを確認しそちらへパトカーを走らせる。

伊坂《あ！その前のパトカー！ソイツです！バイクの！》

コイツか！思いっきりぶつかってやったら吹っ飛んでったバイクとヴァンさん(仮)
いやこれ市民とかだったらマジで謝ります。伊坂先輩が。

伊坂《確保！！！》

《《ナイス〜！！！》》

パトカーから降りて吹っ飛んでった辺りを探す。

『ヴァンさ〜ん？どこですか〜』

ヴァン｢…ここだ｣

『あ、いた〜ごめんねぶつかっちゃって』

ヴァン｢なぜ謝る…お前らは警察だろう｣

『そうなんだけどね〜さすがにバイクに正面衝突はちょっと…ねぇ』

らだ｢何してたんですかこの人｣

伊坂｢お薬売ってた｣

『あれ？指名手配だから追っかけられたんじゃないんすか』

ヴァン｢売ってるつもりじゃなかったんだがな…君からはそう見えたのなら仕方ない…｣

伊坂｢いつものより聞き分けが良いじゃないですか。どうしたんですか｣

伊坂先輩が驚いてる。そうか？この人いつも素直だと思ってるけど…気のせいなのか？

ヴァン｢今は気分がいいからな…そういうことにしておこう｣

『じゃあ北署連れていきますね？罪状なんすか？』

罪状をメモし、蘇生をしてもらったヴァンさんを護送し北署へと向かう。北署に向かってる時もヴァンさんと少し話した。

【北署】

『はーい。切符切りますからね〜』

ヴァン｢あぁ｣

あれと〜これと〜と切符を切り、プリズンに送ろうとする。するとヴァンさんが口を開いた。

ヴァン｢待て｣

『ん？切り忘れありました？』

ヴァン｢いや、違う…スマホ出せ｣

『？？？？』

言われた通りにスマホを出すと連絡先が送られてきた。ははーんなるほど？

『連絡先送るタイミングはかってたんですかぁ？』

ヴァン｢貴様がいつまで経っても聞いてこないからだろう！｣

『そりゃ黒の人に真正面から連絡先交換したいですとは言えませんよ〜』

ヴァン｢…それもそうか｣

『そうですよ〜全く〜。はい。私のも送っておいたんでね！これでギャングのボス2人目〜』

ヴァン｢クソ…最初はやはりウェスカーか？｣

『そうですよ〜唐揚げ出来たら連絡くださいって言って交換しました』

ヴァン｢…やはり餌付けをするしか…｣