検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:4,436 hit

ページ26

「A……?」


 


「へっ?」


 


 

「おはよう…」


 


 

「お、おはよう」


 


 

「風邪…?だったの?」


 


 

「え、あーうん、そうそう。まだ本調子じゃないけど…」


 

 

「そっか…ま、まあ来てて良かったよ」


 


 

「臨も、気を付けてね」


 


 

「ありがと」



 


 

なんだ…?この微妙な空気は……。


 


 


向こう側で、日向希がチラチラ見てにやついてるのが凄く気になるけど、


 


それはまあいい。


 


 


どのタイミングで告げよう。


 



 


「もしかしたら……もうあれかな……」


 


「何が?」


 


 

「ええっあっいや何でもないよ〜」


 


 


 

日向希が「早くした方がいい」って言ったのは、



一体どういう事なんだろう。



 



 


 

確かに嫌な予感はしてる。


 


中学校生活が近づいてくるにつれて、ますます膨らんでくる。



 



 

A、そこの中学行くよね…?


 



日向希が受験してるのは知ってる。


 


 


隣のクラスにも一人いて、そいつも昨日は休んでた。


 


 


Aはホントに風邪だったの?


 


 


好きな人を疑うことはしたくない。


 


 


でも、何を隠していることは察しがついた。


 


 


 

今度、思いきって聞いてみようかな。


 


 


 

何て言われるんだろう。


 


 


どんな顔をするんだろう。


 


 


ちょっと天然というか、おっちょこちょいな所はあるけど、

 


 

頭の回転は早くて、隙がないし、


 


 

かなりストイック。


 


 

体育こそ苦手だけど、出来ないのも可愛い。


 


 


左からガタッと音がした。


 


 


 

見てみると、


 


 


頬杖ついてたAが、寝落ちしていた。


 


 

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:初恋 , オリジナル   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:明音 | 作成日時:2016年12月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。