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「おはよー」
「…おはよ」
「なんか、暗くない？」
「今日は１日テンション低いから…宜しく」
「あ、うん、わかった…」
わたし、臨になんかしたかな
夏休み明け。朝から暗い臨さん。
「おっはよー笑」
「お前は安定なのな笑笑」
「その可愛くない話し方もうやめない？」
「は？」
忘れさせてって言ったじゃん。
「………うっせ」
「あーごめん笑」
「………」
Aが、臨の様子を気にしている…
それがなんとなく気に食わなくて。
つい、意地を張ってしまった。
A、ごめん。
俺もう、きっぱり諦めるよ。
俺には振り向いてもらえないみたいだから。
ただ、これだけは言わせて。
今日まで、この日まで、
俺は、Aが大好きです。
「なぁ臨」
「ん？」
「お前、Aのこと好きだろ」
「ん？あぁ……えっ！！？？？」
「いや、『えっ！！？？？』じゃないから笑」
「早くしないと不味いよー(⌒‐⌒)」
「えっ…」
俺に出来ることはもう、こんなことしかない。
どうか、二人が結ばれますように……
そんな事を思いながら、今日も数字を書き連ねていた。
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作者名：明音 | 作成日時：2016年12月26日 17時
