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はあ
始業式か…
まだ体育館は寒いし、面倒だな。
皆でぞろぞろ体育館へ向かう。
女子１
「今年どんな先生かな!?」
女子２
「イケメンだといいな〜」
女子３
「ダメだよ!! そしたら先生の事……」
女子１
「バーカ」
女子２
「何言ってんの」
女子３
「でも……」
そうそう。
私もそう思う。
果たして翔にいはイケメンなのか…？
まぁイケメンか。
でもどっちにしろ先生の事を好きになるって……
女子１・２
「それがいいんじゃーぁん!!」
女子３
「え？」
ガクッ
なんでそうなんの。
和也
「あーさみぃ」
潤
「ホントだよ。春とは言えないね」
？
「Aちゃーぁん!!!!」
A
「あ」
和也
「また来た」
潤
「思考回路の成長が小４で止まってる先輩」
雅紀
「また会えたねーっ」
和也
「会えたんじゃなくて会いに来たんでしょ」
雅紀
「あ、バレた？」
潤
「バレバレだし(爆)」
A
「クラス合ってました？」
雅紀
「うん、合ってた合ってた！ ありがとね♪＜ｳｲﾝｸ＞」
女子
「きゃーっ《*≧∀≦》」
A
「うわ、うるせぇアイツら」
和也
「こら、本当の性格が滲み出てますよ？(笑)」
A
「うるさいっ」
潤
「そんなに性格男っぽかったっけ？」
A
「違いますぅ」
雅紀
「Aちゃん！」
A
「はい？」
雅紀
「助けて(笑)」
今のウインク１回でこんなになるの？
アイドル(？)って大変だなぁ(他人事)
A
「助けようありませんよ」
？
「ほらぁ早くしないと遅れちゃうよ〜」
女子
「………きゃーっ《*≧∀≦》」
この声は…
A
「大野先生！」
智
「おはよぉAちゃん」
和也
「出た」
潤
「お惚けブラザーズが揃った」
和也
「ゲームにしても面白くなさそう」
智
「ほら早く〜！」
なんだかんだあって、男子と一部女子は呆れて…
A
「先行っちゃおっか？」
男子
「うぇーい！」
……置いて来ました(笑)
でも全然始業式は始まりそうに無くて
寒い中待つ羽目に…
すると向こう側に
さっきよりもピシッとスーツを着た
翔にいを見つけた。
心の奥で
何かが音を立てた。
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作者名：明音 | 作成日時：2016年10月19日 19時
