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「みんなには兄妹ってことでいいよね」
「そうだな、わざわざまた訂正する必要無いな」
「あーあ肩の荷が下りたー」
「そんなに負担だったか？」
「まあね」
当たり前でしょ、私がどれだけ兄妹である事で苦しんだか……
夜だって、眠れない日もあったんだよ！ばーか察しろ！
「……なんだよその顔」
「えっ!?」
「まーた百面相(笑)」
「うっうるさい！」
「ったく可愛いんだから〜」
「////」
もう、だからそうやって優しくしないでよ………
「これからもさ」
「…ん？」
「一緒に、いられるよな、俺ら」
「……うん///」
「ぜってー離さねーかんな、覚悟しとけよ」
「受けて立ちます」
「んだよそれ笑」
「いいの！」
これからも一緒、で、いいのかな
ずっと二人で、いて、いいのかな
恋人に、なれるかな…
「おはようございまーす」
『『おはようございます』』
「えーっと…なんだっけ？」
『『笑笑』』
「あーそうだそうだ、今日は…………」
始業式、でしょ？翔にい。
「今年も１年、つーか最後の１年、よろしく！」
『『よろしくお願いします！』』
「…よろしくお願いします」
「〜？んだよ菊池〜元気ねーじゃん」
「べ別にそんな事ありません！」
「そお？ならいいけど」
私達は、もう兄妹じゃない。
私達は、もう恋人。
大好きです、翔にい。
愛してるよ、A。
これまでも、今も、これからも、ずっと
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作者名：明音 | 作成日時：2016年10月19日 19時
