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思いがけない彼の登場に
驚きと動揺、そして恐怖が隠せなかった。
触れられた二の腕が
少し震えてるのが自分で分かる。
渋谷さんに助手席乗りって言われて
言われるがまま乗り込んだ。
大倉さんに謝られて頭が真っ白になってる中、
錦戸「あれから鬼電あった？」
「はい…結局、出れなかったんですけど」
出るタイミングなんて山ほどあった。
なのに怖くて私は電話に出れなかった。
後回しにすればするほど
億劫になるのはもう分かり切ってるのに…
渋谷「こんなこと聞くのあれかもしれんけどさ、
なんか訳ありな感じ？」
「……。」
なんて答えるのが正解なのか分からず
言葉が出なかった。
渋谷「……まぁなんかあったら言いや？」
錦戸「話聞くぐらいかもしれへんけどさ」
この2人の暖かさに涙が出そうになるのを
グッと堪えて、
「…ありがとうございます」
と言った。
家まで送ってもらって家に入ると、
緊張の糸が切れて涙が溢れた。
誰もいないこの部屋が居心地良く感ると同時に
誰かにそばにいて欲しいって思う。
それと同時に鳴るケータイ。
「ｳｯ……ﾊｧﾊｧなんで…」
手が震えてケータイを握れない。
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♪あおば♪(プロフ) - お願いします。タイトル未定のパスワードを教えてもらえないでしょうか？ (2019年8月24日 8時) (
レス) id: c155f748e9 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - 新作待ってました！！楽しみです。これからも頑張ってください！ (2019年4月6日 0時) (レス) id: 9fbf2db4e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬はるき
| 作成日時：2019年4月5日 22時
