EPISODE１２ ページ12
鴻鳥side
救急車が到着する頃にはAちゃんは
支えてあげないと座っていられないほど
グッタリしていた。
でも、なんとか意識を保ってくれていたおかげで
挿管をしなくて済んだ。
・
目を覚ましたAちゃんに、
どう声をかければ良いのか分からなかった。
「……ー…ー………ごめんなさい」
自分を少し責めたように言う。
鴻「ビックリしたでしょ、久しぶりだったもんね」
少し苦しそうにするAちゃんの
背もたれを起こし酸素濃度をあげる。
「大丈夫だと思った…
けど大丈夫じゃなかった。
先生の声が聞こえた時、本当に安心したし
めっちゃ後悔した。ほんとにごめんなさい」
鴻「心配したよー。だけどもういいよ。
こうやって無事でいてくれたから、ね？」
「ありがとう、、、。」
安心したのか、眠たそうにするAちゃん。
鴻「疲れたね、おやすみ」
・
喘息とは長い付き合いになっていくけど、
頑張っていこうね。
絶対、治してあげるから…。
END
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名無し50062号(プロフ) - とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (2022年2月5日 19時) (
レス) @page40 id: b8cc652e3c (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 面白い (2020年12月20日 4時) (レス) id: c19e3c07b8 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - 凄く面白いです！またの更新楽しみにしています。 (2020年11月17日 15時) (レス) id: 75131d4530 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 久しぶりの更新嬉しいです。私は四宮先生推しなので、四宮先生がメインのお話を書いてくださると嬉しいです♪これからも頑張ってください！ (2018年1月8日 22時) (レス) id: 2c1658c16f (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 久しぶりに投稿されていて嬉しかったです。次の更新楽しみにしています。 (2018年1月7日 15時) (レス) id: a26c738cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬はるき
| 作成日時：2017年10月1日 21時
