EPISODE１１ ページ11
目が覚めたら、病院のベッドの上だった。
腕には点滴、病室に響き渡る規則正しい音、
息を吐くたびに曇るマスク。
それとともに昼間の出来事を思い出して自分に
嫌気がさす。
なんで言っちゃったんだろ、、、。
「ゴホッゴホッ…」
咳き込むとピーピーとアラームが鳴って
勢いよくドアが開く。
鴻「Aちゃん！！」
「あ、先生……咳したら鳴っちゃった」
鴻「そっか 良かった」
私も先生も気まずそうに黙り込む。
その空気を小松さんが壊す。
小松「一回先生に診てもらおっか。
ほら、先生もボーッとしないで。」
鴻「ちょっと胸元ごめんね。」
胸元からステートを滑り込ませて、
いつものように呼吸誘導してくれるけど、
深呼吸すると咳が出て先生に申し訳なくなる。
鴻「小松さん、咳止めの点滴追加お願いします」
小松さんが出て行ってベッド脇に座る先生。
しばらくの間沈黙が続いたけど、
鴻「もう、しんどくない？」
「……ー…ー………ごめんなさい」
先生の質問を無視して出てきた言葉はこれだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し50062号(プロフ) - とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (2022年2月5日 19時) (
レス) @page40 id: b8cc652e3c (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 面白い (2020年12月20日 4時) (レス) id: c19e3c07b8 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - 凄く面白いです！またの更新楽しみにしています。 (2020年11月17日 15時) (レス) id: 75131d4530 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 久しぶりの更新嬉しいです。私は四宮先生推しなので、四宮先生がメインのお話を書いてくださると嬉しいです♪これからも頑張ってください！ (2018年1月8日 22時) (レス) id: 2c1658c16f (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 久しぶりに投稿されていて嬉しかったです。次の更新楽しみにしています。 (2018年1月7日 15時) (レス) id: a26c738cb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：七瀬はるき
| 作成日時：2017年10月1日 21時
