同居は４人のお医者さんと。

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小山side

まぁ、だろうね。
体調崩すだろうなぁ…とは予想していた。

というか気付いてないフリをしていた。
俺らが「寝なさい」と言っても、Aは
絶対に勉強辞めないだろうし。

まぁ多分、軽い不調から始まり本格的に
しんどくなったのは、ここ2日くらいかな。

目を瞑って横になるAの手首を掴むと
ビクッとするA。

小山「………頻脈かぁ。
A、病院行ったら楽になるから行こっか」

「…ャダ。行かない。」

抵抗するときは喋るAに俺たち2人は苦笑い。

2人で説得を試みるも"嫌だ"の一点張り。

加藤「発熱、脱水、睡眠不足だろうけど…
とりあえず水持ってくる」

多分シゲは、水が飲めれば点滴の必要もないし
病院に行かなくても、まっすーや手越に
飲み薬を頼めばなんとかなるかな…
って感じだろうね。

まぁ飲めないだろうけど…。
A、かわいそうに…
あまり怒らないであげてよ。
シゲもまっすーも怖いから……。

・

シゲが持って来てくれた水を口元に持って行く。
全く飲めない状況を見て、俺は携帯を手にした。

♪プルルルルプルルルル

手越「はーい、なに⁇」

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