６２話 ページ8
-二日前-
ク『…ん〜。全然見えないっすね、Aちゃん…。』
燃え盛る炎は激しくなる一方だった。
ガ『…。』
セン『…我々は一切手出しはしない…。わかってるな、ガープ。』
すっかり火の海となった島を見つめるガープにセンゴクが言った。
ガ『…わかっとる…。』
サ『…それにしても遅いのぅ…。くたばったか？』
ク『おい、サカズキッ…!!』
ボル「まァ、まァ。2人とも喧嘩はよしなよォ〜。』
全員Aの安否に不安を感じていた。
ヒ『…もし…気を失ってたら…。』
セン『…。』
ヒ『元帥!!何かあってからじゃ遅いん…』
ヒナは言いかけて硬直した。
ヒナだけじゃない。
全員目の前の光景に目を見開いた。
血で染まった赤いコートを羽織り
肩まで伸びた髪を揺らし
歌姫を握りしめ
Aが微笑んで立っていた。
ガ『A!!』
ガープはAに駆け寄った。
だが
Aの顔を見るなりAからバッと離れた。
Aは口角を上げてニィッと笑っていた。
その目は酷く冷たい目をしていた。
ガ『…A…？』
ガープがそう話かけると、
Aはふっと気を失い倒れた。
つ「本当に覚えてないのかい？」
A「う〜ん…わかんないやぁ〜。」
Aは頭をかいてヘラっと笑った。
A「っつぅ…あれぇ？頭に包帯巻かれてる〜。」
Aは頭に巻かれた包帯をさすって言った。
ク「たいしたもんだよ。倒れた時にできたその頭の傷と頬にかすり傷だけだったんだから。」
クザンがAにポンポン、とAの頭を軽く叩いて言った。
Aはクザンの言葉に自分の手を見つめ苦笑した。
ガ「？どうした？」
A「ん〜？何かねぇ、
バスターコールの時に人を斬った後の手が
真っ赤だったの。
人の血がたくさんついてて
実感しちゃったんだよねぇ。」
Aは手を握りしめて言った。
A「…僕の手は
"人殺しの手"だ。
たくさんの無実な人を殺して
居場所を奪って
何より自由を奪った。
ねぇ、じぃちゃん。
"悪"ってなぁに？
"正義"ってなぁに？」
Aはガープ達を見つめた。
顔をニコニコと笑っているが少し体が震えていた。
A「……
僕は…？
僕は…？」
Aの言葉にガープは辛そうな顔でAを抱きしめた。
クザン達もAの頭を撫でる。
ガ「…ごめんなァ、A。」
ガープはAを抱きしめながらそう呟いた。
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棺姫 - 面白いんだけど なんか.......語尾長い (2016年3月25日 21時) (
レス) id: 37d1008ff7 (このIDを非表示/違反報告)
苺ちょこ(プロフ) - 檸檬チョコさん» うわああああああ(((((殴ありがとうございまああああs((((殴 (2014年3月31日 5時) (レス) id: 89ec27b933 (このIDを非表示/違反報告)
苺ちょこ(プロフ) - 黒猫かぶりさん» うわああああああ!!!返事遅くなってすいませんんんんんn(((殴ありがとうございまああああs(((殴 (2014年3月31日 5時) (レス) id: 89ec27b933 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬チョコ - ちょーおもろいっすよぉおおおおおー！！！ (2014年3月22日 18時) (レス) id: 33415ecff7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫かぶり - 毎日更新チェックしてます！更新待ってます！っというより、なぜそんなに上手く作れるのか教えてほしいです（≧∇≦） (2014年3月18日 22時) (レス) id: 2c93f684a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺ちょこ | 作成日時：2014年2月9日 13時
