２８話 ページ49
「手配書出ちゃったねぇ。」
愉快そうに笑いながら一人の少女が言った。
穏やかな水平線を超ペンギンに乗りながら進み
目指すは"ドレスローザ"
「しかも異名が"フードの少女"だって。あの海兵君達内緒にしてくれたんだねぇ、僕の正体。」
「顔も隠れててよかったなァ。でも、気付く奴は気付くだろ。」
その隣に座り溜め息をつぎながら男が言った。
「…サッちゃんにバレると思う？」
「…んー…さァな。」
「ぶー。ちゃんと答えてよぉ。」
口を尖らせる少女
「貴様答えなければ斬るぞ。」
手を刃物に変えて赤い髪の少女が言った
「いやー。こればっかりは"アイツ"にしか分からないでしょォが。…気付いても捕まえようとはしないと思うけどなァ。」
「ま、政府の"じーちゃんファイブ"達が気付かなきゃいーや。」
「…うん。多分"五老星"の事言ってんだよね、それ。"五老星"の"ご"の字も入ってないね。」
「…ごぼうせい？」
「…」
「…」
「…」
重たい沈黙
「ま、確かにそうだな。政府にバレちゃァ、厄介だ。
今回の"大会"もな。
恐らく"大将"を含めた海兵達がいるだろう。
誰が来るかは知らねェが"ボルサリーノ"だったら尚更気を付けろよ。」
男はポン、と少女の頭の上に手を置いて言った。
「うん。」
「フン…貴様にしてはまともな事を言ったじゃないか。」
「ひどっ。オレ結構昔は部下から信頼されてたんだからな…。
…んん…
ついたみてェだな。」
男は立ち上がり額に手を置いて言った
黄色い花の甘い匂いが漂う
「しかし派手だなァ。
"アイツ"の国といやァ納得だが…。」
苦笑いをする男
少女はただただ花が咲き誇る花畑をじっと見つめた。
「じゃ、オレがいけんのはここまで。
じゃァな。
また会ったら、そん時はよろしく。」
軽く手を振りまたゆっくりと水平線を進む男。
少女も微笑みながら手を振り替えし歩き始めた。
「同じ格好だからなぁ。
手配書で気付かれなきゃいいけど。」
"愛と情熱の国"
「ドレスローザ」
「…君は今どこにいるの？
"リク王"
"ヴィオラ様"
"スカーレット様"
"レベッカ"。
…それと…
っ…。」
少し顔を歪め頭を押さえる少女
「主…？」
「…
思い出せない。
君は誰…？」
思ってもいなかっただろう
こんな所で
"彼"と再会する事になるなんて
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棺姫 - 面白いんだけど なんか.......語尾長い (2016年3月25日 21時) (
レス) id: 37d1008ff7 (このIDを非表示/違反報告)
苺ちょこ(プロフ) - 檸檬チョコさん» うわああああああ(((((殴ありがとうございまああああs((((殴 (2014年3月31日 5時) (レス) id: 89ec27b933 (このIDを非表示/違反報告)
苺ちょこ(プロフ) - 黒猫かぶりさん» うわああああああ!!!返事遅くなってすいませんんんんんn(((殴ありがとうございまああああs(((殴 (2014年3月31日 5時) (レス) id: 89ec27b933 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬チョコ - ちょーおもろいっすよぉおおおおおー！！！ (2014年3月22日 18時) (レス) id: 33415ecff7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫かぶり - 毎日更新チェックしてます！更新待ってます！っというより、なぜそんなに上手く作れるのか教えてほしいです（≧∇≦） (2014年3月18日 22時) (レス) id: 2c93f684a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺ちょこ | 作成日時：2014年2月9日 13時
