１３話 ページ32
ローは少し考えるように黙ると再びスープを口に運ぶ。
ロー「お前を生かした事に意味なんかねェよ…白猟屋。」
ス「…。」
A「…。」
ローはからになったお椀を投げた。
そしてAを片手でそっと持ち上げながらゆっくりと立ち上がり言った。
ロ「ところでおれは"グリーンビッド"へ向かうつもりだが…。」
ス「！？」
A「うわっ。持ち上げないでよぉ〜！」
Aはローの腕の中で暴れる。
だが本気を出さずに覇気も使わなきゃしょせん少女の力。鍛え上げられた男の力には敵わない。
ロ「―さて"麦わら屋の一味"はおれの手に負えるかどうか…!!」
ローはAを持ち上げたまま歩き始めた。
スモーカー「…。」
A「無視しないでよぉ〜！」
A「わっ。」
ローは突然立ち止まりAを優しくおろした。
A「何すんのぉ、いきなり…ロー？」
ローの視線の先には岩にもたれ掛かりボロボロな姿で気絶しているシーザーとメイド姿の少女と舵輪のような頭をした男の姿があった。
A「…あれぇ、よく見たらこのメイドちゃんと舵輪君…確かドフィの…。」
Aの言葉に目を見開いて驚くロー。
ロ「"ベビー5"と"バッファロー"を知ってんのか？」
A「まぁね〜。一応海軍本部元帥だったしぃ。でも名前までは知らなかったぁ。そっかぁ、"ヘビーフェイク"ちゃんと"はたさぶろー"君っていうのかぁ。」
Aはヘラっと笑って言った。
ロ「…"ベビー5"と"バッファロー"だ。」
ローが溜息まじりにそう言うと"バッファロー"がピクッと動きローの方を向いた。
(バッファロー以下)バ「……ニ…ニ"ーン…。」
ロ「！」
ローはバッファローの方を見るとニヤッと妖しい笑みを浮かべた。
そしてローの刀、妖刀鬼哭を握りしめた。
ザシュッ
ゴトッ
"ベビー5"と"バッファロー"の首が地面に落ちる。
A「うわぁお。」
当然ローが本気で首を切り落とした訳ではない事を知っているAは呑気な声を出した。
ローは無言で2人の頭を持ち上げると近くにあるタンカーの救命ヨットに上に鎖で縛り付け置き、2人の前に電伝虫を置いた。
そしてダイナマイトの入った樽を乗せ、海に流した。
"バッファロー"が叫ぶ声が聞こえたがローは見向きもしなかった。
A「あららぁ〜。なぁんで流しちゃったのぉ？」
Aは言葉とは裏腹にバッファローに爽やかな顔をして手を振っていた。
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棺姫 - 面白いんだけど なんか.......語尾長い (2016年3月25日 21時) (
レス) id: 37d1008ff7 (このIDを非表示/違反報告)
苺ちょこ(プロフ) - 檸檬チョコさん» うわああああああ(((((殴ありがとうございまああああs((((殴 (2014年3月31日 5時) (レス) id: 89ec27b933 (このIDを非表示/違反報告)
苺ちょこ(プロフ) - 黒猫かぶりさん» うわああああああ!!!返事遅くなってすいませんんんんんn(((殴ありがとうございまああああs(((殴 (2014年3月31日 5時) (レス) id: 89ec27b933 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬チョコ - ちょーおもろいっすよぉおおおおおー！！！ (2014年3月22日 18時) (レス) id: 33415ecff7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫かぶり - 毎日更新チェックしてます！更新待ってます！っというより、なぜそんなに上手く作れるのか教えてほしいです（≧∇≦） (2014年3月18日 22時) (レス) id: 2c93f684a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺ちょこ | 作成日時：2014年2月9日 13時
