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囚われの姫 ページ21



Aが苦しんでいる、悲しんでいる、泣いている。

なら俺は、Aがずっと笑っていられるように手を差し伸べる。
例え、結ばれなくとも。

あの日からもう20日が経った。
Aに会えないのが、すごく辛い。

坂「じゃあ、これがまず城内の地図な。で、これがパーティーに出席する貴族達の名前。」
『ん、ありがとな。』
坂「こんなん朝飯前やで!任せときや!」

坂田はふんっと鼻を鳴らし、ドヤ顔をした。
有難いけど、ドヤ顔はうぜェ…。

作戦決行日は明日。
坂田にも協力してもらい、ここまで完璧な作戦を立てることができた。

それなりに準備もでき、あとは明日、しくじらなければ完璧だ。

坂「うらさん、頑張ってな」

心配そうな眼差しで俺を見つめてくる俺の相棒。本当に色々と迷惑をかけてしまった。

『あたりめェだ。坂田、色々ありがとな。』

坂田は安心したようにニコッと笑って部屋に行った。

さあ、明日だ。

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作者名:いちごだいふく | 作成日時:2019年2月17日 8時

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