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雪合戦!?…嫌な予感しかしないんだけど ページ48

_Noside

千鶴「あ、原田さんに永倉さんも、おはようございます」

原田「お、来たか。千鶴。どうだ?意外と積もったもんだろ」

永倉「そのせいで今日はさみいさみい。
犬も庭を駆け回る寒さ、ってとこだな」

藤堂「そりゃ寒いに決まってるだろ。
新八っつぁんは年中半袖みたいなもんだしな!」

原田「半袖だろうが全裸だろうが大丈夫だろ。
新八はなんつーか・・・風邪引かない系だからな」

藤堂「見てるだけで寒いよな。せめてなんか一枚羽織ってくればー?」

永倉「馬っ鹿おまえ!寒いからってこの肉体美を隠すなんざ、罰が当たんぞ!?
それに、左之だって似たようなもんじゃねえか!な、そう思うよな、千鶴ちゃん!?」

千鶴「あ、あはは・・・

そ、それは置いておいて、一晩でこれだけ積もるなんて驚きましたね」

藤堂「だよな。こんだけ雪が降ったんだから、遊びたいと思わねえ?」

千鶴「えっと、かまくら・・・を作るには少し雪が少ないし、皆で雪うさぎでも作る?」

永倉「おいおい千鶴ちゃん、馬鹿言っちゃいけねぇな
そんな軟弱ば遊び、俺らに似合うわけねえだろ?」

原田「軟弱かどうかはともかく、
新八が雪うさぎなんて作ってたら、俺は笑い死にするぜ」

千鶴「それじゃあ、何をするんですか?」

藤堂「そんなの決まってんだろ!」

三人はそれぞれ足元の雪をすくうと、
ぎゅっぎゅっと固めて雪玉を作ってみせた

千鶴「雪合戦・・・?」

藤堂「ご名答!実はもう組も分けてあるんだ。
千鶴、おまえはオレと一緒な!」

掠実「何やってんの〜?」

その瞬間、掠実が曲がり角から来た

千鶴「あ!掠実ちゃんもやる?雪合戦!」

掠実「怒られても知らないよー?私は仕事あるから」

千鶴「そっか。結那ちゃんは・・・」

掠実「そう言えば見てないかも。」

??「わ〜、雪だ〜!綺麗〜」

??「うん、綺麗だね」

??「ですよね。先輩、折角ですし遊びましょ!」

掠実(先輩...?まさか__)

??「あ、掠実に千鶴ちゃん!」

掠実「結那に神楽先輩!?」

千鶴「かぐらせんぱい?」

結那「紹介します!私の彼氏、神楽優さんです」

優「はじめまして、神楽優です。結那がお世話になってます」ニコ

千鶴「は、はじめまして!」

藤堂「ふーん」

掠実「ていうか、なんで此所に居るの?」

結那「なんか時空の歪みがあるみたい。
それと、優先輩が来てること沖田さんには言わないでね」

掠実「りょ」

雪合戦-終結-みたいに格好良くやってみても内容はギャグだよね→←慶応二年 師走


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作者名:かすみ&るーな*Lune | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2020年8月16日 11時

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