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やっぱ勘あたりましたねぇ。 ページ32

__noside

掠実は、壬生寺の裏で待っている。

愛己「あぁ〜!ごめんねぇ〜!待たせちゃったかなぁ〜?」

掠実「別に」

愛己とはやはり色々あったから淡白に、感情も少なくなってしまっている

愛己「それでねぇ〜?今日はぁ〜_____









私のために死んでね♡」

その瞬間、愛己は刀を取りだし、そして遡行軍が出てくる

掠実「速泉サン、」

愛己「なぁ〜にぃ〜?」ニコニコ

掠実「"人を殺す覚悟"はできてるの?」

愛己「そんなもの無くてもぉ〜掠実ちゃんなら殺せるでしょぉ〜!」ニコニコ

掠実「………で…そんな簡単な気持ちで刀を持つな!!!」

あ、おわったね、掠実さんキレました。誰にも対処できないっすわ()

愛己「なっ、何よぉ!」

掠実「人の命の重さを知らないやつに、刀を持つ資格なんて無い。
さてここで問題です。ここに居るのは、私とお前、それから遡行軍…だけだと思う?」

愛己「うん〜だってぇ〜見つからないようにしてるからぁ〜!」

掠実「甘いわね、遡行軍が居るってことは____」

結那「皆!」

掠実「あー、結那の本丸の刀剣だった?」

結那「うん」

掠実「そうだったんだね」

愛己「何よぉ!やっちゃってぇ!」

その言葉で、遡行軍が攻撃を仕掛け始める。掠実はまだ刀を抜いていない。

遡行軍の刃が掠実に向かい、その刃がほんの少しで届くとき_____

土方「血桜ッ!?」

次の瞬間


斬られていたのは遡行軍だった。

掠実「ふう…………」

掠実の手には、抜き身の刀が握られている。

掠実「速泉さん、問題です」

愛己「なっ、何ぃ!?」

掠実「………命の重さはどれくらいでしょうか?」

愛己「そっ、そんなの、私の夢より軽いでしょぉ!?!?」

((グサッ

掠実の投げた枝が、後ろにあった木に刺さる。それもいい音をたてて

掠実「ふざけないでよ。命は!そんな軽いものじゃない!」

愛己「んなっ!?」

土方「血桜の言う通りだ」

掠実「刀を振るうってのはね、人を殺すのと同じなのよ。刀には、その重さもある。命は誰だって同じ。天秤に乗せられるようなものじゃない。乗せていいものじゃない。あなたは、それが分かってるの?」

愛己「あ…あ…………」

掠実「まあ、今こんなことをしている場合じゃないわね、あいつら倒さないと___」

掠実はゆっくりと遡行軍の方へ歩いていく

はぁ!?なんで...?→←うん。謹慎終わったわ。だけどこれからどうしよう☆


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作者名:かすみ&るーな*Lune | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2020年8月16日 11時

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