斎藤さん忘れてた!すまん!!あれ、前編も忘れてた気が…………ぁぁぁぁぁぁぁ ページ27
__斎藤side
いつも笑っていて
自分のことを後回しで
優しかった
そんなあんたが、急に謹慎処分を受けた。
何故かは大体分かる…………
大方、速泉愛己とか言う女だろう…どうもあやつと俺は相性が悪いみたいだ。
斎藤「これからどうするか……」
伍長が居なくなった今、色々と大変だろう…
もとに戻るだけだが、毎回血桜がいつの間にかやっていたからな…………
どうも副長に似ているようだ。
仕事をしすぎて倒れないといいがと思っていたが、今回に関しては心配だ。気に病みすぎてないと良いが。
明日、何かもっていってやるか…
_______その次の日
((ガラッ
掠実「今日は斎藤さん、ですか…よろしくおねがいします」ニコ…
斎藤「少し痩せたか?最近食べるのも少ないと聞いている…………食べないと何もないぞ」
掠実「分かっては…………いるんですけどね…食欲がでないんです…」
俺は、少しでも精が出るように血桜を抱き締めて、頭を撫でる。
掠実「さい…とうさん…………?」
出てきた言葉は、すぐに消えてしまいそうな、小さな声だった。
斎藤「無理をするな。あんたに…掠実に倒れられたら困る」
…………ついその場の勢いで名前を言ってしまったが、そこは気にしないでくれ。
そう言おうと思ったが、止めておこう。
斎藤「…………血桜…?」
掠実「すー…………」
寝た……か…。
いいんだがこの格好…………存外恥ずかしいのだが…!
布団に寝る方がいいだろう…
なんなのだろうか。この気持ちは
これがあの恋なのだろうか。
女に現を抜かすことはないと思っていたが…不思議なこともあるものだな…
_______
斎藤「副長、斎藤です」
土方「おう」
((ガラッ
斎藤「では、今日の報告をさせていただきます」
土方「頼んだ」
斎藤「_____________と言うことでした」
土方「そうか。わかった。もう帰って良いぞ」
斎藤「副長…一つ聞きたいことが」
土方「どうした?」
斎藤「副長は…………血桜に想いを寄せていますか?」
土方「その聞き方…………斎藤もか」
斎藤「いくら副長でも、血桜は渡しません」
土方「ふっ、最終的に決めんのはあいつだろ」
ナレーション「新たな火蓋が、切って落とされたようだ」
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斎藤さん!!!まじでごめんね!!!
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作者名:かすみ&るーな*Lune | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2020年8月16日 11時