最強チート夢主たちは死神さんです。 <薄桜鬼編第二刻> (ページ10)

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《2-6》脱出ページ10

野月side

どうも野月です。えー、あのあと逃げてたら斎藤さんの所に来ました。ストーカーしてきてた奴らも来ました。

斎藤さん、反応してあげてください。

さすがの私でもここまで鬼じゃないです。

斎藤「いや、言えるのは今だけだ…ちょっと待っててくれ心を落ち着けたい」

滑舌ですねどうしたんですか酔ったんですか夜風に当たってきたらどうですか！？

というかお酒飲んだんですか！？

ストーカー浪士1「てめぇぇぇぇ！！！」

ストーカー浪士が殴りかかる

ストーカー浪士の鳩尾に斎藤さんが肘を当てる。
痛そ…

斎藤「それでだな…」

野月「いやっ、その、うっ、後ろは！？言いたいことがあるのでしたら後で聞きますから！！」

斎藤「いや、今じゃないと…」

ストーカー浪士2「貴様ら！聞いてるのか！？」

なんか可哀想になってきたよ！
ストーカーに可哀想なんて感情持つとは思わなかったわ！

斎藤「今は取り込み中だ。用なら後にしろ」

すると、こそっと耳打ちしてきた。

斎藤「言えなかったがとりあえずここは逃げろ」

野月「あっ、はい！」

部屋から出た私は、斎藤さんの声を聞いた。なんか邪魔しやがって的なこと言ってたけど。

そう言うことじゃないと思うんだけどな！？
ま、まあここで逃げさせていただきますけど！！
千鶴もう逃げたかな？ってか風間さんどうなった？
死んでないと良いなぁ()

________

逃げてたら風間さんに会いました。死んでなくて良かったです。
死んでたら死んでたでご冥福をお祈りしてました((

野月「風間さん、あの後大丈夫でしたか？」

そんな台詞を最後まで言う前にいきなり引っ張られました。
なんでだ。

風間「静かにしろ」

横を見ながらそう言った。私もその目線を追う。
浪士たちがいた。
なるほど。浪士達が居たのね

野月「風間さん、ありがとうございます」

風間「ふん、早く逃げろ」

ニコッと笑うと風間さんがそっぽ向いた。なんでだ。
まあ好意には甘えとかないとと思ったので逃げます。
風間さんなんか優しくなった…？

隠れるように歩いていく。

しばらく歩くと、もうすぐで外に…というところになった。

けど履き物がなんか歩きにくそうなやつしかない！
は！？

けどもうこれしか履けないんだけど！

何年ぶり？こんなの履くの。

野月「よっ…」

カラカラと音を立てて歩いていく。
歩きにくッ！