鬼？あぁ……悲しい生き物のことですか？え？違うの？ ページ15
no side
エンマ「ああ。何より俺はやることができた」
カイラ「やること…？」
エンマ「ああ。
それよりそこにいるんだろう？」
誰も居ないはずの場所へ話しかけるエンマ。
「なんでバレちゃうんだろ…やっぱり鍛練が足りないのかな…」
影から出てきたのは、Aだった。
A「別に私は通り過ぎただけなんですけど…」
目を半目にして呆れるように言うA。
エンマ「いやガッツリ聞いていただろ」
A「…いえ、聞きたいことがあったので」
ばれちゃあ仕方ないとでも言うように目線を外してAは言った。
カイラ「聞きたいこと…？」
A「ってかそれよりあなた誰？」
Aは、名前を知らぬ謎の青い髪の人物が居ると気づき誰か問う。
カイラ「…カイラだ」
エンマ「ちなみにエンマ界を統べるものだ。今決まったが」
A「ふーん…え、"今決まった"？」
エンマの言った今決まったという言葉に引っ掛かったAはそれを反芻した。
ぬらり「それで、聞きたいこととは？」
Aが引っ掛かったのを無視してぬらりは用件を聞いた。
Aは苦笑して口を開いた。
A「羅仙を倒したとき、" 顔を出してくれると思ったのにな "って言う声が聞こえたんだけどなにか知ってます？」
エンマ「…俺は知らないな…
ぬらり、カイラ、なにか知ってるか？」
ぬらり「私も知りません」
カイラ「同じく」
しばらく考えていたエンマはぬらりとカイラにも話を振るも、双方分からないようだった。
A「なるほどね…」
エンマ「お前は知っているのか？
鬼の存在を」
そういえば、というようにAに話を振るエンマ。
A「私の知る鬼は…悲しい生き物ですね」
カイラ「は？」
カイラのドスの聞いた声に(いやいや怖い！)とAは心の中で叫んだ。
A「え？違うんですか？」
エンマ「なぜ悲しい生き物と？」
A「ワカメに鬼にされて人を食べないと生きていけなくなったからでしょうか？」
質問を質問で返されたAは、少し困ったような顔をしつつも問われたことに答えた。
答えているときのAは、怒りと悲しみが混じったような表情をしていた。
ぬらり「は…ワカメ？」
A「あぁ、鬼舞辻無惨っていうバカです」
そんなことを真顔で言ってのけるAに、ぬらりやエンマらは遠い目をしていた。
大正時代すっごい重いことになってた→←あのワカメ頭ｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！←
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Nami - あーん、もっと読みたい…！大王さまは鬼殺隊のこと知ってるのかな…続き待ってます！ (2023年3月11日 8時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
柏よもぎ(プロフ) - レーニャンさん» がんばります……！ (2022年8月14日 17時) (レス) id: 9a8037afe6 (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - こっちの更新も頑張ってもらいたい。 (2022年8月14日 10時) (レス) @page15 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
奏(かなで)(プロフ) - ﾝｯﾝﾝﾝｯ掠実ちゃんのシリアスッ......！しかも私の話の内容に合わしてくれてるっﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝｯ(((((((黙れ変態 (2020年7月22日 16時) (レス) id: 40e56cae36 (このIDを非表示/違反報告)
#はる* - 新作...？まあ合作頑張ってね。奏さんの作品見てくる! (2020年7月18日 21時) (レス) id: 14f552fd6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：掠実 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2020年7月18日 16時
