好きなあの子……でも一体どんな子？

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ブー、ブー、←(電話の音とします)



「……うるさい」




ピッ【通話拒否】





ブー、ブー、





「しつこいなぁ……」





ピッ【通話拒否】





ブー、ブー、





「…………」





ピッ【通話拒否】





ブー、ブー、





「諦めろよ！」




ピッ




「なに？」





さとみ『何回通話拒否すんだよ！！』





「なんの用？」





さとみ『人の話聞いてる？』






「私はいま睡眠時間を邪魔され機嫌が悪い 」






さとみ『Aの容態は聞いてない』






「そうですか」






さとみ『うん……じゃなくて！w」





「おやすみ」





さとみ『まて！用があるんだよ！』





「じゃ10秒で終わられて」





さとみ『は？ちょ！』





「1…2…3…」





さとみ『今から俺とりーぬでお前の家行くから！』





「7…8………は？今から？」





さとみ『そうってことでよろしくぅ！』





「なんで私の家n……(ピッ
あいつ電話切りやがったな！！」






えー部屋片付けなくちゃいけないじゃん





あー絵も描かなくちゃだし……




もー…でもまぁ！りーぬに会えるからいっか！



よし！がんばろ！



絵は15時には完成させて送ろう




今9時……




さとみとりーぬが来るまでに
かかる時間は……1時間ぐらい？

描けるよね？下書き終わらすか！



________




「できたー！いくつか下書きはした！
しかしどれにしようか……

本人様に聞くか！」




ピンポーン！





「なんというタイミング！w」





ガチャ





さとみ「さとみでぇす！」




「うん知ってるw」




さとみ「ですよねぇーw」






莉犬「A！」




「りーぬ！」





莉犬「好きだよー！」




「私も好きー！！」




莉犬「会うのは久しぶりだね！元気にしてた？」




「うん！めっちゃ元気にしてたwりーぬは？」




莉犬「俺もめっちゃ元気だった！」




「ほんとりーぬに会えて幸せ！！」




莉犬「俺も！！」




さとみ「ねぇ俺空気になってない？」





莉犬、A「なってるね」





さとみ「ひどwwwwほんと仲良いね」





莉犬、A「だって親友なんだもん」





さとみ「じゃ俺は？」





莉犬、A「…友だち／…飲み友」





さとみ「その空白はなに？」




「……まぁ家に入って」




莉犬「入る！」




さとみ「無視かよ！」

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