好きなあの子……でも一体どんな子？

16. ページ18

ジェル「それにしてもAに趣味とかないん？」



「ない」



ころん「ふっw」




「なに？」



いま完全に鼻で笑ったよな！



ころん「え、なに？w」



「うざい！」



いちよう絵を描くとか歌うとか趣味があるし！



ななもり「本当になにもないの？」



「うん、ない」

　

さとみ「ゲームとかは？」



「ゲームは出来ない……」



莉犬「Aは俺よりも下手w」



るぅと「りーぬより下手はある意味すごいよw」



「全然うれしくない。」



ななもり「じゃーさぁ歌い手始めたら？」



はぁ？なに言ってんの？



「いやいやいや、なんでそうなるの！？おかしぃでしょ！」



さとみ「趣味がないんだったらよくない？」



「歌下手だし！ぜったいいや！」



もうなってるし！歌い手に！



莉犬「俺Aとコラボしたい！」



「ならないから！」



るぅと「僕Mixしてあげるからやってみたら？」



「だからならないって！」



てか、自分でできるし！

　

ころん「機械なら貸してあげるけど？」



「ほんと大丈夫だから！」



ジェル「ころんの家そこやろ？なら今からやりに行こや！」



ころん「僕はいいよー」



なんで今日に限って優しいの！？



莉犬「ほら！行こ！」



「わぁ！ちょ」



どうやってこの状況から抜けきろう。


「あ、あのーみんながいる前で歌うのはあれなのでるぅとだけここにいてそれ以外は……」


るぅとに相談しよう……嫌だけど…



莉犬「わかった、あとで聞かせてね！」



ジェル「じゃここで飲んどくわー」



ななもり「じゃころんとるぅとくんだけ
Aと一緒にいってらっしゃいー！」



「え、なんでころん？」


ころん「だって僕の家で歌うからそりゃそうだろ！」



「あ、そうですね。」



ピロンッ


誰だよこんな時に！


LINE_______


るぅと

ねぇなんか隠してる？


_______


いま私にはるぅとが天使に見える。

17.→←15.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す