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気まずい ページ10




A「亜嵐くんっ」


亜嵐「Aちゃん、今日変だよ?」


離してくれる気配が全然ない。


A「離して…。//」


亜嵐「離さない」


A「ちょっと//どうしたの?!」


亜嵐「なんか、様子変だから。心配なの」


A「私は、大丈夫だよ?」


亜嵐「大丈夫じゃない。」


A「どうして…」


亜嵐「いつもより距離を感じる。」


A「いつもと一緒だよ…?」


亜嵐「…話してても、上の空だし。昨日だって急に帰るし。何?俺、何かした?」


そう言って、
やっと離してくれたと思ったら、
向きを変えて壁に追い込められる。


A「亜嵐くんは何もしてない。顔、近いよ//」


亜嵐「それから…これ、どうしたの?」


私の髪の毛を耳にかけて、
首筋を見る…。


A「!!」


とっさに手で隠すと、
彼は眉間にシワを寄せた。
何も言えなかった。


すごく、気まずい。


A「…お、お腹痛いんじゃなかった?」


亜嵐「…。俺って頼りない?」


A「えっ?」


亜嵐「何か、悩んでるんだったら頼って」


そう言って、やっと距離をとってくれた。


亜嵐「Aちゃんは、笑顔が似合うから…」


今思うと、
亜嵐くんは
この時から、
微妙な
すごく微妙な変化に気づき始めていたんだ。


じゃ、また会社でって
何かあったら連絡してねって念押しして
帰って行った。


何が起きたのか…
しばらく玄関に一人立ちつくした。



会いたい→←この状況



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設定タグ:佐野玲於 , 岩田剛典 , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:いちご | 作成日時:2020年8月27日 18時

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