これはこれで ページ43
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その日はすぐにきて…
別荘でのお泊り初日ーーー
健二郎「よっしゃー!ついたでー!」
二手の車に別れて到着したのは、
空気がとても綺麗な高原にある、大きな別荘。
登坂さんは自前のバイクで来ていて、
その姿がとても良く似合っていた。
毎年参加しているメンバーが8人いて、
主催者の健二郎さんに
登坂さんと岩田さん
ほとんどお話ししたことがない、
片岡さんと
社内で有名な今市カップル、
岩田さんと同期のさきさんとまなさん。
そこに初めて参加するのが
私と亜嵐くん。
出来上がっている雰囲気に入るのは
すごく緊張したけど、
亜嵐くんが居ることが救いだった。
唯一、私と岩田さんの関係も知ってるし…
健二郎「荷物は中運んで、今日はのんびりして明日に備えるで」
二泊三日分の荷物をトランクから取り出して、
みんなの後をついていく。
岩田「荷物、もつよ?」
そう言って、
スマートに手伝ってくれる。
目が合うと、
ニッて笑いかけてくれて、
A「あ、ありがとうございます//」
思わずドキッとしてしまう。
会社に居る時と同じように振る舞う彼。
片岡「相変わらず紳士だねー、岩ちゃんは!」
振り向くと片岡さんが。
片岡「Aちゃんだっけ?よろしく!みんないいやつだから、リラックスしてね」
A「はいっ。よろしくお願いします」
岩田「直人さん、なんか久しぶりっすよね」
片岡「ほんとだよ〜、なんか部署変わってから異様に忙しくなってさ」ーーー
会話が続く二人。
嬉しそうな彼の顔を見て、
仲良いんだなーって。
また岩田さんの違う一面を見れて
心が弾んだ。
これはこれで、
楽しいかもしれない。
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作者名:いちご | 作成日時:2020年8月27日 18時