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前みたいに ページ24
*
亜嵐side
明らかに、
俺を避けるようになった
Aちゃん
たまに見かける彼女の横顔は
どこか大人びて
俺の知ってる人じゃないみたいに…
あんなに笑顔が似合う
可愛らしい同期だったのに
どんどん雰囲気が変わっていくきみに
少し、不安を覚えた。
珍しく早起きして、
会社の近くのコンビニで
コーヒーを買って、
イートインスペースで
外を眺めながら待った。
きみが来るのを。
何やってんだろって思いながら…
でも、
きみを見つけた瞬間、
コンビニを飛び出していた…
声をかけると
驚いた顔をしていたけれど、
一瞬、彼女の瞳が
光った気がした。
また、
前みたいに他愛もないことを喋って
笑いあえる仲に戻りたい
そう思った…。
でも…
亜嵐「やっぱり断られたか…。」
彼女からのメールを見て、
想像以上に落ち込んでいる自分がいた…
*
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作者名:いちご | 作成日時:2020年8月27日 18時