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どうして ページ3
*
A「お水、飲んでください」
部屋のソファに座るよう促した。
男の人を部屋にあげるのは、
岩田さんで、二人目だ…。
岩田「ごめん…急に押しかけて」
A「いいんです。…私も、会いたかった
から…」
切なく揺れるあなたの瞳が、すき…。
岩田「…今日、亜嵐と飲んでたの?」
A「……はい」
岩田「傘見てわかった…」
そうだ、外に出たとき雨は止んでいて、
すっかり忘れていた…。
岩田「亜嵐…、Aちゃんの名前、出さなかった…」
それは、私が頼んだから…
岩田「二人の間に、何かあるの?本当にただの、同期?」
前にも同じようなこと聞かれたっけ…
A「ただの、同期です…」
私はもう、
あなたのことしか見えていないのに。
岩田「…そっか。」
A「わたしが好きなのは…」
小さく息を吸う。
A「岩田さんです。」
目が合ったら、
離せなくて、
岩田「……俺も、好き。Aちゃんのことが」
でも、どうして?
どうして、
その先を言ってくれないの?
*
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作者名:いちご | 作成日時:2020年8月27日 18時