推される側にも推しはいる【JK】Ⅱ (ページ3)

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「何これうま！！」

『ほんとだー！』

グク、初てんぷららしい。

まじで初めてのときって感動するよね。てんぷらとかやばかったよ。

なんかもう概念が新しいし。天国の食べ物みたいだよ。

実際ここ天国。

推しと一緒にいればどこだって天国。

「これがえびで、これが…さつまいも！」

目キラキラしてて可愛いすぎる。

なんで？なんでそんなに可愛いの？もはや罪だよ？？

「Aこれ美味しいよ！」

なんて私のお皿にてんぷら乗っけてくれる我が推し(神様)。

可愛すぎてむり。まじでしんどい。尊いむり。最高。

そんでてんぷらが美味しい。

「なんかAが食べてるの見ると癒されすぎて逆に消えそう」

『どゆこと？？？』

あ、食べ方汚かったですか？お目汚し失礼致しました以後気をつけます故嫌わないでくださいお願いします嫌われたら多分生きていけません

まって、まじでやらかした？

推しの前で醜態晒すほどの恥はないよ？？？

「癒されすぎて、尊みで逆に消える的な」

『余計にわかんない！！』

同じ言語のはずなんだけど…理解に苦しむ…

いや、言葉はわかるよ？文になってるよ？

意味が謎(？)

「よくいるじゃん、猫かぶってちまちま食べる人とか」

『いるかも？』

「あーゆーのあんま好きじゃなくて。Aはにこにこして幸せそうに食べるから、見てるこっちが幸せ。」

うわぁ推しに褒められたぁ(？)

嬉しすぎてやばい。しにそう。

もはや言葉を発することも出来ないよ。

「食べてる時もだけど、思ってることとか顔に出てるのも可愛い」

『ひゃあ！』

「ひゃあ笑」

推しに可愛いって言われました

もう無理だ。だめだ。しぬ。

推しに。可愛い、って。言われました。

むりむりむり嬉しすぎるしぬやばいしんどい好き

我が生涯に一片の悔い無し。

神様ありがとう。