推される側にも推しはいる【JK】Ⅱ (ページ15)

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お祝いムード(？)の中、突然鳴り出した電話。

待って、グクからじゃん。

好きな人から電話かかってくる事の嬉しさ。てか待て。

私無許可で推しって公表したよね！？え嫌だったかな、嫌だよね！！？勝手に推しですとか言っちゃってさ！？嫌われたくないよー！！！！

私が通話ボタン押すのを迷っていると、

in｢早くでてよ！！！！！｣

とオンニから急かされました。しょうがないじゃん！だって怖いもん！！

とりあえず、覚悟を決めよう。

『ごめんなさいでした』

｢あ、A？ほんとにごめん！！！勝手に推しとか言って！！｣

あ、グクも同じこと考えてたっぽい。運命だね(((

『私は全然平気！事務所も許可降りたし！グクこそ大丈夫？これのせいで何かあったりしない？』

やばい、語彙力。ニュースになっちゃってグクに、BTSに被害が出てないか気になったの。伝える力皆無…

｢俺は今のとこ何もないよ！あ、でも…｣

でも？やばい？？え、やばい？？？(語彙力)

｢なんかマネヒョンが、再来週のあれで…｣

｢グガそれまだだめ！！｣

電話越しにジミンさんの声が。

小さいから聞こえづらかったけど、多分言っちゃだめって言ってたよね？

え、何が。何を言っちゃだめなの。気になる。