検索窓
今日:12 hit、昨日:13 hit、合計:93,242 hit

大人な男性 ページ5





席に戻ろうとすると、

「岩田くん聞いてよ〜」

キャッキャッ

他チームの女性社員たちが
岩田さんの周りに陣取っていて


そうだよね、
さすが岩田さん。
素敵だもん。


私、ずっと隣キープしていて
申し訳なかったな

でも、どうしよう
どこ座ろう。
もう一度トイレに逃げようか
…そうだ、亜嵐くんさがして、、


「なにしてんねん」


振り返ると山下さんがいて、
気づいたら私を隣に座らせてくれて、


山下「はい、とりあえず乾杯」


A「乾杯です。」


居場所、できてよかった。
でも、山下さんの隣って、
緊張しすぎて、何をお話ししたら良いんだろう。


山下「ははっ、何深刻な顔してんねん。どした?楽しめてない?」

A「いえっ、違うんですっ。すごい楽しいです。でも、山下さんが隣にいて、その、大人だなぁとか。とにかくすごく緊張しちゃって。すみませんっ」


話ながらどんどん熱くなる顔

山下「Aちゃんて、ほんま面白いなあ。なぁ、お酒好き?」

A「はい、お酒、好きです。今日飲んだお酒が全部美味しくて、びっくりしました。こんな美味しいのは初めてです!」

山下「せやろ!ここのお店はオススメ。今度、美味しいお酒飲めるバー連れてったる」


ニコニコ嬉しそうなリーダー


バーなんて、
大人だぁ。

かっこいい。


A「ぜひ、よろしくお願いします」


山下「おう、まかせとき。その時は仲いい同期も連れておいで」


気づかいも素晴らしい。


その後もお酒が進んで、
心配してた会話も、
山下さんがリードしてくれて、


山下「そんでなぁ、「健二郎さん!何部下を口説いてんすか」


女性社員を巻いたと思われる岩田さん登場。
私の救世主。


山下「岩ちゃん!一緒に飲もうや」


岩田「健二郎さん、その前に、腕。距離も、近いですよ!」


気づいたら、山下さんの腕が私の肩に回されてて、
お互い酔い始めていて、
全然気づいてなかった。


山下「おお、すまんすまん」


岩田「このご時世、すぐセクハラで訴えられますよ。気をつけて下さいね」


その後、
ちらっと岩田さんと目があったけど、
すぐにそらされた

気が、したけど


気のせいかな?





心配で→←歓迎会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
167人がお気に入り
設定タグ:佐野玲於 , 岩田剛典 , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いちご | 作成日時:2020年8月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。