今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:16,308 hit
小｜中｜大
#2 ページ2
仕方なく男に言われた通り、自分の状況を一度確認してみる。
椅子に縛り付けられた自分の身体。
辺りを見回すと、黒いスーツを着た男達が僕を囲んで怪しげな笑みを浮かべている。
場所は、廃工場みたいな所？
「頭脳明晰なお姫様でしたら、自分の状況くらい理解できましたよね？」
「誘拐……とか？」
不細工な僕を誘拐してメリットがあるとも思えないけど。
やっぱり金目的だよな。
「まあどうせ、お金が欲しいんでしょ？」
続けてそう言うと、男は突然高笑いし始めた。
「あれ、気付かないんですか？」
男は目尻に浮かぶ涙を拭いながら、僕の後ろを指差した。
「へ？」
首だけ後ろを振り向くと、そこには衝撃的な光景が広がっていた。
「皆……？」
大きなスクリーンに映る、東海オンエアの五人。
「どうですか？ 大切な人達のこんな姿を見る気分は。」
「何だよ、あれ……！」
映し出される皆は、見るに堪えない姿だった。
ラッキーアイテム
革ベルト
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わかば(プロフ) - 蓮根さん» ありがとうございます！ (2018年9月25日 23時) (
レス) id: da6a8e2592 (このIDを非表示/違反報告)
蓮根(プロフ) - 面白かったです！おもわず、一気読みしちゃいました！(*´∇｀) (2018年9月25日 22時) (レス) id: 7916c26779 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わかば | 作成日時：2018年8月20日 12時
