にじゅうに ページ24
樹 side
大我「…」
さっきから一言も話さず下を向いてるきょも
みんなの前では笑顔を貼り付けていたが、きっと他の人も気づいてるんだろうな…
樹「きょも＿」大我「知ってたの？」
樹「え？」
大我「Aがいるって」
樹「…ごめん、来た時にたまたま廊下ですれ違って…それでｯ」
大我「…大丈夫、言わなかったのは樹なりの優しさなんだよね。ごめん、当たって」
樹「きょも…」
目の前にいるきょもは、誰が見ても分かるほどボロボロで今にもどこかに消えてしまいそうで…
俺だってAのことが好きだった、でもあんなに仲良くて幸せそうな2人の間に入るなんて絶対無理だった
今日だって、打ち合わせの時Aが舘さん達に頭撫でられてるとすっごい辛そうな、どこか嫉妬したような目で悔しそうに見ていたきょも
そんなに好きならなんですれ違ってんだよ
なんでお互いに想いあってるのにこうなった？
俺はきょももAも大切だから、もう一度2人に心から笑いあって欲しいから
俺は初恋に別れを告げるんだ
ほんの少し胸が痛んだ気がしたけど、最後くらいかっこつけてもいいよね
＿＿頑張れよ大我
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erina(プロフ) - momoさん» ありがとうございます(T^T)もっと深い内容になるように頑張っていきます。これからもよろしくお願いします！ (2020年4月17日 11時) (
レス) id: c17c6aa135 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - このきょもの恋が切なくって、こっちも心が締め付けられてしまいます(笑)めっちゃこのお話大好きです。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年4月17日 8時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：erina
| 作成日時：2020年4月9日 13時
