僕が見つけた夢は… (ページ8)

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＊＊08.過去がどうであれページ8

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『Aちゃんさ、調子乗ってるでしょ？』

「え…っ」

『特別扱いされてるじゃん！』

ドンッと押された、体は廊下に叩きつけられる。

「いた…っ」

『ふっ、しーらない！』

数人組の女の子たちは、その日から境に、私に嫌がらせをするようになった。

子役の現場でも、同じ子役に、台本破られたりした。

「ママ、」

『どした？A』

「やめたい、…」

『え？』

「モデルも子役も、全部辞めたい」

『…うん、やめよっか』

それから、6年生になって、乃木坂を知った。

「筒井、あや、めさん、」

キラキラしてる人が、私に何か希望を与えてくれた気がした。

全く、中学に行けてなかった私。

勉強は、樹の仲良い人？が教えてくれた。

「あの、」

筒井「Aちゃん！なーに？」

「私、乃木坂になりたいです。応募してみてもいいですかね、」

筒井「うん！おいで！」

「…！」

筒井「私は、Aちゃんを待ってるよ！」

私がオーディションを受けようと思った理由。

そして、私が変わろうと思った理由。

でも…

受かるわけない！身の程知らず！と、オーディションを受けた時に出回った。

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