＊＊43.年末年始 ページ43
＊＊
2022年から、2023年に差しかかる時。
飛鳥「ごめんね、A」
「あ、いえ！大丈夫ですよ」
飛鳥さんと数回ご飯に行って、飛鳥さんと色んな話をした。
何となく、何となくそんな気がしてた。
飛鳥「あのさ」
「はい」
飛鳥「卒業するんだ」
「…っ、」
ひなさんの卒業、まあやさんの卒業とか色んなものを見てきたのに。
飛鳥「Aがさ、毎日泣いてたあの頃は、もうにいないね」
「…はい、」
飛鳥「1期生数人だったけど、私割とAの近くにいたつもりだったんだよ」
「もちろんです、それは痛いほど伝わってます」
飛鳥「でも、気づけばAは強くなって、私の後ろで開花する準備しててさ…ごめんね、力不足で。私の力で、そうさせてあげたかった」
「飛鳥さん…っ。私が、泣いてしまったバスラ覚えてますか」
飛鳥「5期生初めてのだよね？」
「はい。あの時、飛鳥さん駆け寄ってくださって、飛鳥さんAcually...のMステの後、メールくださりましたよね」
飛鳥「まあ…」
「嬉しかったんです。気負いしすぎず、あなたは今のポジションに認められて入ってるんだからって。私は、そのポジション間違ってないと思うよって。あれすごく励みになって、いつかすごく、烏滸がましいですけど、飛鳥さんの近くで踊りたいって思うようになったんです」
飛鳥「A」
「飛鳥さんが動かしてくださったんです。飛鳥さんや、乃木坂46は私の勇気なんです」
飛鳥さん。
飛鳥さんの卒業ライブ、飛鳥さんの乃木坂人生、私がいてよかったって思える素敵な1日にしたいです。
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作者名：ゆうあ
| 作成日時：2024年3月18日 23時
