＊＊35.孤独から手を伸ばし ページ35
＊＊
Side.Juri
松村「おはよ、樹」
北斗が来て直ぐに、俺のところに来た。
樹「どうした？」
松村「話しにくいから、外行こ」
樹「？うん」
ちょっとしたカフェスペースの事務所で、北斗は多分さっき買ったであろう、コーヒーを飲みながら。
松村「最近、Aどう？」
Aの話なら、皆共通だから、皆の前でするはず。
樹「全国ツアーだ〜って、嬉しそうにしてたよ今日は」
松村「そ？」
何か煮え切らない様子で。
樹「なんかあったん？」
松村「さっき、このコーヒー買おうとしたら、Aいてさ。悩んでる様子だったから、話しかけたら、大丈夫って言われたけど、全然大丈夫じゃなさそうでさ」
樹「まじ？朝出るまで普通だったから、その間でなんかあったか…」
松村「誰かが手を差し伸べないと、Aが壊れる」
樹「大丈夫、今日俺これで終わりだし、Aも全国ツアーのことやったら、終わりだって言ってたから、飯食い行ってくるわ。」
松村「内容は、聞かれたくないだろうし、大丈夫になったかだけ教えて」
樹「おう、わりぃな北斗」
その後、飯ってAに送ると、分かったって来たから、マネージャーに、ここに送ってほしいとだけ伝えた。
仕事も無事終わり、Aと待ち合わせの飯屋。
樹「うぃ」
「樹」
樹「またそんな露出した服着てんの？」
「若いからね、私」
樹「腹冷えるだろ」
「うるさいなぁ、」
樹「(笑)」
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうあ
| 作成日時：2024年3月18日 23時
