＊＊24.どこかですれ違ったこの運命 ページ24
＊＊
その後、彩は私の家でご飯を食べた。
あやめさんには、彩が帰った後に、電話で伝えよう。
｢彩が、皆が敵に見える自分が嫌だったの｣
小川｢敵…｣
｢私を刺す言葉を、彩たちも言ってるように見えてね｣
小川｢…そっか｣
｢ごめんね｣
小川｢謝らないの。Aは、幸せになっていいんだよ｣
その後に、彩たちがAを幸せにするから。
と彩が言ってくれた。
樹｢ありがとうね、話聞いてくれて｣
『A、病みかかってる感じあったでしょ』
小川｢5期生は、特にAのことすごく大好きなんです｣
｢ちょ、彩｣
小川｢言わせて！Aは、センター曲は完璧に本家に寄せながらも、自分の色を出してきますし…努力家で、才能に甘えないで、芯が強くて…｣
『Aのことすごく好きでいてくれるね。いつでも遊びに来てね、彩ちゃん』
小川｢やった〜、また来ます！！｣
『そういえば、あの4人組はどうするんだ？』
お父さんが聞いてくる。
｢事務所が活動に非が出るから、ミーグリは完璧に禁止、顔とかも分かるからね。後、接触禁止命令が出たの。事務所が、弁護士と話し合って…｣
樹｢良かった。これで一安心だな｣
｢うん、今の中学を通うから、樹の家でまたお世話になるけど…｣
樹｢当たり前。一人暮らしとかしなくていいからな〜｣
小川｢たまに！Aのこと貸してくださいね｣
｢もう(笑)｣
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうあ
| 作成日時：2024年3月18日 23時
