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Side.you
｢ん、ん？｣
小川｢A？｣
｢彩？｣
小川｢あの後心配で…昔、何回か家に来たことあったでしょ？その記憶で来たの｣
｢そっか、｣
小川｢A？｣
色々考えてると、彩の優しい香りに包まれた。
小川｢A、無理に聞こうなんて言わない。Aの話すタイミング、ずっと待ってる。｣
｢うん、｣
小川｢でも、苦しいなら、叫びたいなら、彩でも他の5期生でも、あやめさんでも、頼ってよ…っ、Aが1人で苦しいのすごく嫌だ！｣
｢〜っ、｣
小川｢すごく悔しい！！｣
｢え、｣
小川｢こんなに、綺麗で可愛くて、みんなに優しくて、多才で、彩たちのことも大事にしてくれるのに…っ！Aがこんなことになるのが悔しい！｣
そう言いながら、泣いてる彩。
小川｢これ！皆言ってるからね！｣
｢え？｣
小川｢彩もだけど、咲月も瑛紗も桜もみんな！Aが1人で苦しい思いして、彩達の大好きなAを傷付けられて、すごく苦しいし、悔しい！！許せないって！｣
｢彩…｣
小川｢早く彩たちの手を握って｣
彩がそう言った瞬間、私はポツポツと昔あったこと、中学を転入したこと、実家暮らしを辞めたこと、体調不良の原因。
全てを彩に話した。
そしたら、彩は一緒に泣いてくれた。
いや、私より泣いてた。
小川｢彩も、お兄さんたちと一緒に、Aのこと守る！｣
｢ありがとう…ありがとう、彩｣
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作者名：ゆうあ
| 作成日時：2024年3月18日 23時
