＊＊21. ページ21
＊＊
Side.Juri
今日、実家に帰ろうと2人でなって、Aはイベント終わり次第こっちに来るらしい。
俺は、一足先に仕事が終わったから、実家に戻った。
樹｢ママー、Aから連絡あったー？｣
『まだかかるんじゃない？』
そんな話をしてたら、インターフォンが鳴った。
いつものマネージャーさん。
樹｢A…？｣
ぐったりしているA。
マネ『すみません、途中で体調悪くなってしまって…』
樹｢…すみません｣
Aを預かって、部屋に入る。
『A…？』
樹｢途中で体調悪くなって、続ける状態じゃなかったらしい｣
『なんでこんなこと…』
樹｢マネージャーさんいわく、今日のイベントに、地元の同級生が来たらしい｣
『え、』
樹｢わざわざ、CD買って、Aに罵声浴びせたらしいわ｣
『まさか、例のあの子たち？』
例のあの子とは、Aを虐めてた、4人グループ。
樹｢まじ性格どうなってんのあいつら｣
『…A、筒井さんとアイドルできるの凄く嬉しそうにしてたのに…』
樹｢とりあえず、明後日休みだし、中学行こうか｣
『樹がそんなことしたら、かえって大変なことになるわよ。』
樹｢俺はいいよ。大切な妹がこんな目にあってんだよ｣
『…それでも許可できない。Aのためにも』
その日は、Aは自室で寝た。
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうあ
| 作成日時：2024年3月18日 23時
