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Side.Juri
森本｢ういっすー。｣
午後から、グループ仕事で、樹は個人仕事。
樹｢はよー｣
森本｢そーいや、樹ん家行ったわ｣
樹｢は？なんで｣
森本｢Aが心配だったから？｣
松村｢なに、Aに会ったの？｣
京本｢樹ー、俺も会いたい｣
樹｢今不安定だから無理｣
森本｢んー、まぁ、昔より影掛かってるよな｣
樹｢どーにかなんねえかな｣
森本｢でも、飯会の話は嬉しそうに聞いてたぞ｣
樹｢あー、まじ？｣
森本｢おん。樹から詳細聞いてねって言われたけど｣
樹｢俺ん家にしねー？ってことね｣
ジェシー｢あー、Aちゃんか｣
京本｢そりゃ、前みたいに、また同級生が待ち伏せしてたらとか思うよな｣
樹｢仕事とか学校は仕方なくて、俺が送ったりたまに、学校したり、兄弟が代わりにしてくれたりしてんだけどさ、｣
京本｢今の学校は違うんでしょ？｣
樹｢ん、ちげえみたい。高校も、坂道さんが通ってるところにする予定だし、そこまで心配もなさそうなんだけど、｣
昔、酷い時、実家に悪質な手紙や、待ち伏せをされたり、中学の頃はもそれは続いた。
樹｢なんでAなのかね〜…｣
京本｢Aって妬まれやすいんじゃん？俺は、妬みとかないけど｣
樹｢は？｣
京本｢なんでもできる。勉強も、運動も、楽器も。歌も。持って生まれた才能が妬む種になるんじゃね？｣
樹｢持って生まれた才能…｣
京本｢本人の努力なのに。｣
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作者名：ゆうあ
| 作成日時：2024年3月18日 23時
