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廉「着いたで。」
朱里「れーくん。じゃっこ」
廉「抱っこ？」
朱里「うん……」
廉「知らない場所は怖いもんな。人も沢山いるし。みんな変装してるし。歩きたくなったら言ってな。」
朱里「あーと。」
紫「廉が親みたいで面白い笑」
海「抱っこ辛くなったら言ってね。朱里ちゃんが良ければ変わるから。」
神「みんなで、交代交代で抱っこするからね。」
廉「おん。ありがとう。」
玄「気に入った絵本見つかるといいね。」
岸「本屋、とーちゃーく！」
朱里「降りる」
廉「手、繋いどいてな。」
朱里「げーきくん……」
廉「玄樹。反対の手繋ぎたいって。」
玄「俺？」
朱里「ふふっ。あーと。」
神「この辺じゃない？絵本。」
紫「うわ。懐かしい。」
海「ホントだ！」
岸「朱里ちゃん。これ、猫の絵本。」
朱里「ホントじゃ！」
玄「俺この絵本大好きだったんだ〜」
廉「読んでみる？」
朱里「うん！」
朱里「これにする！」
玄「じゃあ、俺からの誕生日プレゼント！」
朱里「あーと！」
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作者名：しゅす | 作成日時：2023年8月26日 12時
