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仙「じゃあ、次はお写真撮りに行こう！」
朱里「痛くない？」
仙「痛くないよ。朱里ちゃんは寝っ転がってればすぐ終わるよ。」
朱里「じゃあ、がんばりゅ！」
廉「ホンマ、偉い！」
頭を撫でると嬉しそうに、肩をすくめて笑った。
こう言う一つ一つの行動が可愛くて愛おしくて、守りたいって思うんよ。
こう言うところに惚れたんやなぁって。
そんなことを考えてると、レントゲン室に着いた。
レントゲン撮る時は、俺は外で待機だから朱里に頑張ってと声をかけて、仙石先生に朱里を預けた。
10分ほどで朱里が帰ってきて頑張ったなぁって褒めると、にこにこ笑う。ホンマかわええ。
仙「朱里ちゃん。次で最後だよ。次は、質問に答えてもらうだけだからね。」
朱里「あーい」
廉「終わったら、ご褒美な。」
朱里「ごほうび？」
廉「おん。何がええか考えといてな。」
朱里「うん！」
仙「じゃあ、行こっか。」
朱里「あい」
レントゲン同様、心理検査も俺は外で待機。
心理検査は思ったより長いんよね。
朱里の体力に合わせて休憩をはさむし、検査内容も多いことがほとんどだから、今お昼前やけど終わるのはお昼過ぎるんやろな。
朱里「れーくん！」
検査が始まって2時間半経った頃。検査室から、朱里が走ってやってきた。
廉「終わったん？」
朱里「うん！」
廉「おー！頑張ったやん！お疲れ！」
仙「検査の結果は、後日お伝えしますね。」
廉「ありがとうございます。」
仙「お疲れさまでした。また何かあれば、お気軽にお越しください。お大事に。」
廉「ありがとうございました。」
朱里「バイバーイ」
仙「またね。」
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作者名：しゅす | 作成日時：2023年8月26日 12時
