俺がついてるからシーズン3 (ページ10)

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机の上を片して、海人にお茶を出した。

朱里は、テレビ見ててもええよって言ったけど

1人でいるのがちょっと嫌みたいやから

お昼の薬を飲んで、俺の膝の上に居る。

海「これ、ポストに入ってた封筒。触った感じ、普通に紙が入ってる感じだよ」

廉「ありがとう。」

海「開けないの？」

廉「今は、開けへん。話し終わってから開ける。」

海「わかった。」

廉「最近、俺、朱里の昔の日記読んでるやけど」

海「うん。知ってるよ」

廉「今日も、読んでたんよ。

朝ごはん食べた後からずっと。

結構、辛い過去のところを読んでたから涙が出てきて、

お昼食べるの忘れてていつものデリバリーでさっきのうどん頼んで待ってた。

そしたら、インターホンが鳴って

『あれ？置き配でって頼まんかったかな？』

って思って画面見たら、知らない女の人が立ってた。

とりあえず音声で答えたら、

朱里を知ってて俺の事も知ってて。

その女の人によると、朱里の小学校の知り合いみたい。」

海「怖いな。

明らかに、朱里ちゃんと廉の関係も知ってるじゃん。」

廉「そうなんよなぁ。

だから、場所違いませんか？

って言って俺は永瀬廉ちゃいますけどって言って

帰ってもらった。」

海「この封筒は？」

廉「朱里を探してて、

見つけたら渡せって置いて行った。」

海「なるほどね。開けてみる？」

廉「おん。開ける。」