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海人が、買い物に行って5分も経って無いくらいやったと思う。
朱里と他愛も無い話をしている時だった。
誰かが車の後ろの窓を叩いてる。
恐る恐る振り返ると、人が3人。
多分、女。
朱里は、恐怖で泣きそうになってた。
急いで海人に連絡を入れて、
朱里に大丈夫と声をかけながら
車のドアと窓を全部ロックした。
その3人は、車の前の方に移動していた。
マスクとサングラスをして顔を上げると
今日、俺の家に来た女と知らない女が2人。
トンカチみたいなものを持ってる。
ヤバい。と思った時、
うめき声とコンクリートに金属がぶつかる鈍い音が聞こえた。
訳が分からず顔を上げると、がたいが良い男が近ずいてきた。
朱里はもう、泣き出してしまっていた。
俺も、朱里をなだめているが
それどころじゃないくらい恐怖と焦りが襲ってきていた。
がたいの良い男が車の傍まで来て俺の名前を呼んだ。
？「れーん！れーんー！」
廉「紫耀？？」
紫「そうだよ！俺！紫耀！」
廉「え？なんで？ここに居るん？」
紫「いや、普通に買い物来ただけ。
海人の車見つけて近づいたらなんかヤバそうだったから。」
廉「ありがとう泣ホンマにありがとう…」
紫「泣くなよ〜。とりあえず、話聞くから、入れて。」
廉「あ。ごめん。開けるね。」
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作者名：しゅす | 作成日時：2023年11月1日 13時
