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海「もう1つ気になるんだけど、小学校6年生が性的暴力って何？」
廉「修学旅行の時」
海「あぁ。」
廉「小6の時はクラスに今までいじめてきてた子がみんな同じクラスやったんやって。
そんで、1学期は教室に行けなかった。
でも、お金がもったいないから修学旅行は行ったんよ。」
廉「朱里の家は3人兄弟で
小6の頃は弟の光輝くんが産まれて半年もたってないくらいだったから家も大変やったと思う。
妹の葵ちゃんも居ったし。
朱里にはお金払ってもらってるのに行かないって言う選択はできなかったんやって」
海「家族思いでこんなに優しい子なのに、
なんで、こんなに酷い事やられなきゃいけないの？」
廉「ホンマに。俺もそう思う。」
海「あれ？でもさ。小学生でも男女の部屋は別々だよね？」
廉「おん。」
海「じゃあ、なんで？」
廉「この、小6の時だけ登場するヒュウガって居るやん」
海「うん。」
廉「この子が、久しぶりに教室に行った朱里に優しくして部屋に誘った。」
海「ヒュウガって子。この、他のハク、リツキ、セナって子と同じ部屋だったの？」
廉「そうみたい。」
海「そうなんだ……」
廉「ドアからは見えなくなってるところがあったんやって。
そこに布団敷いてあって、
口にタオル詰められて、
脱がされて……」
海「トラウマになるな。」
廉「朱里が俺と付き合う前やったかな？
2人で会えへん？
って聞いたことがあったんよ。
その時2人は…って絶対2人きりでは会ってくれへんかった。
何なら、朱里と男の子2、3人とかの時も絶対なかった。
男女で2人ずつとかが多かった。」
海「いや、この体験は怖いよ。
俺でも、そうなると思うもん。」
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作者名：しゅす | 作成日時：2023年11月1日 13時
