<EunHyuk>イチゴミルクよりも甘く<７>

122.自然とやっぱり ページ8

A:「仕事忙しいでしょ？ごめんね」

京介:「今日はもう終わったし
明日から休みだから大丈夫」

今は空港を出て京ちゃんの車、
行き先は勿論京ちゃんの家…

京介:「夕飯はもう済ました？」

A:「ﾊﾞﾀﾊﾞﾀしてたからまだ…^^;
京ちゃんは？」

京介:「俺もまだ…どっか寄るか」

A:「ｵﾑﾗｲｽ……^^」

京介:「わかったわかった(笑)
じゃあ肉じゃが作って？」

A:「うん！♪ﾌﾌ
ｽｰﾊﾟｰ寄ってもらっていい？」

本当はﾊﾞﾀﾊﾞﾀなんかしてないんだけどね
だって食べたかったんだもん(笑)


最近の話とかしていたらあっという間に
ｽｰﾊﾟｰに着いて、必要な物を買って帰る

ｵﾑﾗｲｽは想定していたらしく
材料は揃ってるみたい(*^^*)♪


久々に見る京ちゃんの家は何も変わらず
適度に片付いていて、
一部に積まれた資料の山から
日頃の忙しさが伝わる


A:「出来た〜！食べよ食べよっ」

２人で向かい合わせに座って
「いただきます」をする……

それだけで幸せな気分になった


京ちゃんの作るｵﾑﾗｲｽは
やっぱり美味しくて、
肉じゃがも喜んでくれた。


ご飯を食べ終わり、片付けも済んで
ﾘﾋﾞﾝｸﾞのｿﾌｧｰに座ってひと息つく


帰ってきてからﾃﾚﾋﾞも付けずに
ずっと続いていた会話が一度途切れた瞬間

どちらからというわけでもなく
自然と唇が重なる。


空いていた時間を埋めるかのように
何度も何度もお互いを確かめ合うようなｷｽが続く

そのまま私達は溶け合い、
幸せな時間を過ごした。


私は自然とやっぱり、求めてしまうんだ。

123.現実→←121.帰国

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す