92貴方side 過去編 ページ42
日向一家との戦いが終わった後、
着々と私達に変化が起こった。
龍「MUGENの明日に乾杯」
コツンとガラス同士が当たる音がする。
『ねぇ、ぇ(泣)』
コ「Aいつまでも泣くなよ」
『寂しぃよっ古兄、太兄(泣)』
これまで一緒にMUGENとして傍に居た、
古兄と太兄は格闘家としてスカウトされ、MUGENを出ることになった。
それを聞かされた時から散々泣いてた私を皆は呆れた顔で見ていた。
お別れ会だと言うのに琥珀さんは来なかった。
きっと私と一緒で泣いてんだろーと思っていた、
龍「こんな時までアイツは何やってんだか、」
『もーホントだよー！』
古「じゃぁな！A、お前ら、」
『古兄私、応援するから！今までありがとうっ』
ヤ「マジ尊敬してます！頑張ってください！」
太「じゃーな！」
『太兄のおかげで強くなれた！ありがとう』
コ「Aと一緒にサイン貰いに行きますから！」
2人は、この日を持ってMUGENを辞めた。
『寂しくなるね、』
ヤ「お前はほんとに1人が嫌いだなー」
くしゃくしゃとヤマトが頭を撫でてくる。
『えへへー、』
九「1人になんねぇようにしてやらなきゃな」
龍「Aは琥珀に似てるとこあるからさ、」
ヤ「龍也さん、この前街流してたら、知らねぇ奴に先輩って呼ばれたんスよ」
『ヤマトが知らないだけじゃない？』
九「琥珀さんが勝手に誘ってんだろ。」
『知らない人が増えるのやだ』
龍「Aが判断してやれよ、」
『できるかな、…』
九「俺、サシで琥珀さんと話つけてくるわ」
『私も行く、！』
ニコッと笑う九十九さんにデコピンされた、
痛いー！
九「お子ちゃまは寝てな」
龍「Aもう寝るぞ、ナオミ連れてけ」
『子供扱いー！』
ナ「Aいくよー」
九「てか、コブラ何書いてんの」
『そう言えば何してんの？』
さっきから黙ってナフキンに一生懸命何か書いてるコブラを無視してきたが気になって見ると
COBRA☆とサインを書いてて
九「ダッサ！！(笑)」
ヤ「何やってんだよ！！(笑)」
コ「俺もいつかサイン下さいと言われるかと思って！」
九「言わねぇよ！！コブラ！星ってお前！(笑)」
私はこっそりコブラのサインを貰って
寝床につく。
『…おやすみなさい』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 437人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いち | 作成日時：2017年10月15日 23時
