55貴方side ページ5
店の中に入るとライダージャケットを着こなした男達が集まっていた。
『んじゃ、楽しんで』
純「ええ、！？Aさん！どこ行くんスか！」
『カウンターに居るからさ、なんかあったらすぐ行くよ』
純「うっしゃぁ！やったるぞ！」
明「いぇー！！い」
芝「うぇーーーい！」
押「おーう！」
楽しそうだなぁ(笑)
私は純子から離れカウンターに向かう。
男「お姉さん！飲まない？」
『パス』
男「綺麗な彼女俺とどう？」
『パス』
適当に話しかける男をあしらって
カウンターに座る。
『マスター』
マ「久しぶり」
『いつもの下さい！』
マ「はい、カクテルアルコール抜き」
可愛いピンク色したカクテルを渡される、
1口飲むと甘くて美味しい。
『ジュースって言わないマスターが好き』
マ「子供は早く帰りなさい」
『付き添いだから、何もしないよ』
マ「ふーん」
カクテルを飲んでると茶色い髪をなびかせた男の人が純子に近づいていた。
近くに行っとこかな、変やつだと困るし
近づくとちょうど男の人が純子に話しかけていた。
?「ねぇ一緒に飲まない？」
純「あ"ぁん？」
おいおい(笑)それじゃダメじゃん(汗)
本当に可愛いんだから〜…
純子は顔をそむけ、もう1度男の人と目を合わせる。
純「自分、苺美瑠狂で頭張ってる純子、ヨロシク！！」
?「…やっぱいいや！」
男の人は純子から離れていく。
『純子、(笑)』
純「Aさぁん！！！(泣)」
『あははっ可愛い』
純子を宥めているといきなり体のバランスが崩れ、
腕を引っ張られて後ろから抱きしめられる。
?「…A？」
聞いたことある声、落ち着く匂い、
?「…会いたかった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 437人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いち | 作成日時：2017年10月15日 23時
