許さない

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TOP COATの事務所に入って、受付にいく。


「お久しぶりです!!」


受付嬢「久しぶり！！！ 顔出してくれたの！？」


「社長とか、その他もろもろがうるさいので笑
あっ、これ、差し入れです。」



今までずっと働いていたこともあり、彼女らとは顔見知り。


差し入れは、この前RAMPAGEメンバーといった地方のお土産。



受付嬢「いいんですか！？ありがとうございます！
みんなでわけますね！社長室は分かりますよね？」


「はい、分けてください！！分かります。ありがとうございます！」


そうして、社長室までエレベーターで上がっていく。


驚くことに誰とも会わない笑



ｺﾝｺﾝ


「山崎彩乃です。失礼します。」


そう言って、社長室に入る。


社長「おう！よく来たね！大丈夫だった？」


「はい！誰ともお会いしませんでしたし。」


社長「そうかそうか。もうすぐ彼ら来ると思うけど。」


「えっ？」


その瞬間、ｶﾞﾁｬｯとドアが開き、


「「「「彩乃！！おかえり！！！」」」」



TOP COAT を代表する俳優さんたちが入ってきた。


中村「やっと帰ってきた。」


「帰ってきてはいませんよ？ 所属はあちらです。」


中村「冷たい。寂しかったよ？」


「よく、電話で話してましたよね？」


菅田「お！今日はピアスしてくれてるんだ！」


「この前の生中継の時、めちゃくちゃLINE来たんで。」


趣里「彩乃！会いたかったよぉ〜。髪切ったの？可愛い！」


「私も会いたかったです！全然撮影被らないんですもん。前髪も作っちゃいました！」


趣里ちゃんがギューって！可愛い！


松坂「相変わらず忙しそうだな。」


「あはは。駆けずり回ってますね。」


松坂「気をつけろよ？」


「流石イケメン。気をつけます。」


真剣佑「俺ら忘れられてる？」


「あら！天下の真剣佑様じゃないですか。杉野くんも！」


杉野「ここ、社長室だからね？移動しよう。」


社長「うん。いったいった。」



社長に促されて、部屋を出た。

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