あの人気グループの新メンバーは男子高校生！？２

７５ 続き ページ31

すみません、更新できませんでした！
3日間修学旅行だったもので…(言い訳←)
今日、何話か更新します！
過去編長くなりそう…
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もちろんトイレで着替える理由は
背中に殴られた痕(あと)があったからだ
消えない痕ではなかった。
でも毎日殴られては新しい痕ができるの繰り返しだったため消えないも同然。




春｢A。なんか隠してるよね？｣




でもその帰りハルに何故かバレた




『…………俺の話、聞いてくれる？』


ハル｢…うん｣




全部話した。母がいなくなったこと、弟を海外へ逃がしたこと。全部。
ハルは俺が父にされてることを聞いて泣いてくれた。




『……なんで俺の話なんか聞いてそんなに泣くんだよ？』


春｢逆になんでAは泣かないの…？！｣


『………しょうがないことだと思うから』


春｢なにが？何がしょうがないの？｣


『…父さんがああなったのは俺がダメだったせいだから』


春｢違う！違うよ！Aのせいじゃない！｣


『じゃあ誰のせいなんだよ！！！』


春｢………………君のお父さん自信のせい｣




この時思い出したんだ。ああ、そうだった忘れてた。あいつに、父さんに復讐することを。




いつの間にか自分がダメだと思い込んでしまっていたようだった。血の繋がった家族で。親で。そして今、父さんがいなくなったら俺は独りになってしまうからその時の俺はそう思うしかなかったらしい。




春｢大丈夫だよ。僕がAの兄弟に…いや家族になるから！！｣


『…！………っ…うぅ…本当に…ありがと…』


春｢もう…やっと泣いた…｣




それから数ヶ月どう復讐するかを考えた。
その結果…………









父さんが俺に味あわせてきたこの痛さを父さんにも味合わせてやろうと考えた。
そして父さんの元から逃げることにした。
直ぐに実行した。




父｢やっと帰ってきたか…ほら座れ。｣


『ゴメンだけど、今日は父さんの番だよ』


父｢は？何ほざいてんだクソ息子が｣


ﾄﾝ


父｢！？｣


ｶﾁｬ ｶﾁｯ


父｢何してんだよお前！！｣


『見てわかんねーの？アンタの足と手に手錠つけてるだけだ』


父｢今すぐ外せ！今日はお前にいつも以上のお仕置きしてやるからよ！！｣


『だから今日はてめぇの番だ』


父｢…何持ってんだ｣


『2回目。見てわかんない？ペンチだ』


俺はすごく楽しみだった。
爪を抜いて父さんがどんな表情(カオ)をしてくれるのかを。

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