7 ページ7
.
「・・・じゃ、今日のメイン!」
そろそろみんながお腹が満たされた頃。
話を切り出したのは今日幹事を務めてくれた神宮寺くん。
「こうしてデビューして、まあ俺らは付き合いも長いしお互いのこと知っているじゃん?」
とMr.KingとPrince、をジェスチャーでぐるっと囲む。
「だから、今日はAとの関係を整理したいと思って。」
「私?」
関係?整理?
焼けたタン塩をもぐもぐ食べている私に視線が集まる。
座長を務めたあの舞台から・・・・・・本当につい最近、やっと周りにも心を開き始めて、Jrの中で誰が仲が良かったかと聞かれると距離の近かったMr.KingやPrinceだったわけだけど。
それでも関係は仕事上だけで、ごはんに行ったり遊びに行ったりしたことはない。
そこはなんだか無意識に避けていた。
ずっとソロで活動してきて、グループを組んだのは初めてでメンバーとの距離感の取り方が分からない。
デビューしてからできた最近の悩み。
確かにグループの絆といわれたら、私だけが浮いている気がする。
「・・・わかった。」
確認という言い方に引っかかりはするけど、せっかくの機会だから付き合うことにする。
.
593人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
光海(プロフ) - このお話大好きで、何回も繰り返し読ませて貰ってます。もう続きは書かれないのでしょうか??ずっと待ってます!!! (2019年10月9日 13時) (レス) id: 018ced8ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ちぴ(プロフ) - この作品面白くて大好きです!大変だと思いますが自分のペースで更新頑張ってください!あと1つだけお願いというか会話文のところ誰が発言してるかわかるようにしたらわかりやすいかなと思いました。偉そうなこと言ってすみません。 (2018年11月24日 23時) (レス) id: 874daa6282 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり - めちゃめちゃ面白いです!大変だと思いますが頑張ってください!応援してます! (2018年10月24日 20時) (レス) id: b7d8534d12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きら | 作成日時:2018年10月21日 0時