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第百七話 ページ11

雷蔵達が待つ地点に向かうと木の上で2人が待機していた


鬼崎「雷蔵!晴鬼!!」

俺は三郎を背中から下ろしながら声をかけた

不破「A!!兵助達が……!!」

直ぐに三郎に肩を貸す雷蔵

鬼崎「後は頼んだ。」


何か言いかけた晴鬼を尻目に前線で戦う2人の元に向かった


忍術学園の忍び装束に着替える



道中何人か敵を倒しつつ前線に向かう

日が完全に沈みあたりは暗闇に飲み込まれていた


俺は木に登り指笛を甲高く鳴らした

緊急時の撤退合図だった


敵の気配が一気に左に動き出した

鬼崎(こっちか…)


俺は敵を後ろから追いかける形で走った

森を抜ける前に敵を一掃しなければならない

俺は敵を何十人と切り倒した

微細ではあるが、兵助と八左ヱ門の気配を感じた
気配が薄く弱っているように感じた


しばらくすると森に煙が充満してきた


微かに感じていた兵助と八左ヱ門の気配が森から消えた

煙玉を使って逃げ切ったのだろう


残りは俺の仕事だった

首から下げている秘宝を服の上からそっと握った

俺は暴走する覚悟で刀を握り直した


俺を見つけた敵が一斉にこちらに走ってくる

手裏剣はもう手元になく、苦無も刃が欠けている長期戦は避けたい

俺は走ってきた兵士を切り倒す

少しでも時間を稼ぐことだけを考えていた


しかし、昨日から睡眠や休息を取れていないので体力もいつもより大幅に削られていた


ドクヒテ城兵「うぉー!」
斬りかかってくるドクヒテ城の兵

刀で止めるが力が入らない



その瞬間秘宝が光り輝く


初めて晴鬼に会った時のような感覚が俺を包む



未だに秘宝の発動条件が分からないが力が湧く感覚がする

俺は相手を蹴り飛ばし刀で叩き切る


鬼崎「これが秘宝の力か……」


俺は刀を握り直して敵に突き進んだ

敵を斬ると共にどこか意識が遠のく感覚があった






俺はいつの間にか意識を手放していた

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- 良かったです!!!!感動しました!!!!🥹✨続きも気になりますんで、待ってまーす🤗✨🍀 (2022年5月23日 10時) (レス) @page17 id: 0a092a0524 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです!! 友情かー、良いなーーwww 続き待ってます (2022年3月6日 10時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:牙桜 | 作成日時:2021年12月13日 19時

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