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「ちゃんと、謝りたくて。」
「…子どもみたいに気持ちを押し付けて無理矢理キスして、ずっとヌナを避けて逃げてたこと……。」
そもそも僕がヌナを避けたりしてなかったら、ストーカーにだって気づいて、こんなことになる前に守ってあげられたかもしれない。
「…ヌナを迎えに行ったのは、たまたまバイトに向かうヌナを見て。帰り道、心配になったのと…いい加減向き合わないとなって、思ったからで……。」
消え入りそうな声に情けなさを感じながらも、
落ちかけていた視線をもう一度ちゃんと、彼女の目線に合わせる。
「………ヌナ、本当にごめんなさい。」
なにも言わずに聞いてくれていたヌナは、
ちょっとだけ笑って首を振り、僕の膝の上の拳に、自分の手を重ねた。
あたたかくて、やさしくて、胸がギュッとなる。
それに少し勇気を貰い、続けた。
「でも、あの日言ったことは全部本音だよ。 僕は昔からずっとAヌナのことが、1人の女の子として、女性として、好き、でした。…もちろん、今も。」
『ぐう………』
一度は間違えた。
けど、今やっとちゃんと向き合えてる。
「ヌナの気持ちはわかってるよ。僕は、ヌナの恋人になれなくても…これからもできれば側でヌナの笑顔が見たいし、守ってあげたい…。」
『…ね、ぐう、』
「気まずいっていうんなら、今の告白だって聞かなかったことにしてもいいから、だから……」
ヌナの笑顔を見られなくなるくらいなら、
もう、弟だってなんだっていいから。
側にいたいんだ。
『ぐうっ、聞いて？ ヌナの話……』
「あっ、ごめん…………。」
重ねた手にギュッと力を込めてくる。
また1人で突っ走ってたな、と我に帰る。
ヌナは、小さく息を吸い、ふぅ、と吐いて。
『わたしね。ぐうの前では、良いお姉ちゃんでいなきゃって、思ってた。』
ぽつり、ぽつりと話しだした。
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salt(プロフ) - さくらさん» 最高だなんて、、嬉しいです。 コメントありがとうございます(泣) 近々少しずつですが更新しますね(*´ `*) (2018年8月27日 15時) (
レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - う、うわあああ ぐくやばいです最高です、、更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2018年8月26日 12時) (レス) id: 4f509fd02c (このIDを非表示/違反報告)
salt(プロフ) - kimnaaさん» コメントありがとうございます！ 可愛いぐうちゃんが書けてますでしょうか…！ 応援のお言葉とってもうれしいです(泣) (2018年8月16日 14時) (レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - ぐぅちゃん可愛いですヽ(；▽；)展開が面白くて一気に読ませて頂きました！更新楽しみにしてますヽ(；▽；)ぐぅちゃん頑張れ〜〜 (2018年8月16日 7時) (レス) id: 36d5fb4cd3 (このIDを非表示/違反報告)
salt(プロフ) - みっきーさん» コメントありがとうございます！ これからグクに頑張ってもらおうと思います！ 是非応援お願いします(*´`*) (2018年8月16日 1時) (レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：salt | 作成日時：2018年7月16日 1時
