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ゲーム名が分かった次は、ソフトを取り寄せるためにネットで検索をかけた。しかし該当店数は0軒。ゲーム年鑑で調べてみると、ようやくグリードアイランドの詳細が出てきた。
『ハンター専用ハンティングゲーム？』
そこに書かれていた値段は、
「ごっ58億!!？」
しかも販売個数はたった百個。制作元に問い合わせるも、すでに絶版。再生産の予定もない。完全な売り切れだった。
とてつもなく法外な値段のグリードアイランドを手に入れようと画策するも、本物に関する情報すら得られない。キルア曰はくネットの深いところに入れば情報が豊富になるらしいが、三人ともそこまで詳しくない。
「ゲームと電脳ネットに詳しい人っていないかな」
「いた⋯⋯両方詳しいヤツ」
キルアが思い出したように呟いた。そして気乗りしない顔で、誰かに電話をかけ始めた。
その相手はキルアの兄ミルキ。ゴンは兄貴という言葉にイルミを思い浮かべるが、Aはキルアの態度から何となく察する。
ミルキから得た有力情報は二つ。
一つはハンター専用のサイトがあること。もう一つは、今年のヨークシンのオークションに数十本のグリードアイランドが流されるという噂。
アドレスが分かるまでハンター専用サイトにアクセスできないが、これで少しは進展した。
アドレスもROMカードのコピーと交換でミルキから教えてもらえることになったので、あとは時間の問題だ。
ハンター専用サイトを使うにせよ、オークションに参加するにせよ、まずくじら島から出なければならない。
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夕食。いつもより豪華な食事が机に並べられていた。ゴンはごちそうを見て、ミトに理由を尋ねた。
「またしばらく帰って来られないんでしょ。次、いつ食べられるか分からないわよ。しっかり食べておきなさい｣
ミトは優しく微笑んだ。ゴン達が島を出発することを見越したミトの配慮だった。
ミトと目を合わせるゴン。Aとキルアは、その様子を暖かい瞳で見つめた。
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冬瀬(プロフ) - つんつんさん» いつもコメントありがとうございます！他作品と被らない展開にしたいと思って試行錯誤してるので嬉しいです！！ヨークシン編途中ですが、ここで続編に移行します。続きも楽しんでもらえると幸いです！ (2022年1月16日 6時) (
レス) id: 033bbfc38e (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - 今まで結構な数のハンタ夢小説を読んできたと思っているのですが、このパターンは初めてですごい新鮮味があって続きが気になります！次回も楽しみにしてください！ (2022年1月16日 3時) (レス) @page44 id: 6a1440072c (このIDを非表示/違反報告)
冬瀬(プロフ) - つんつんさん» 反応が速い!? 早速すぎてびっくりしました。めちゃ嬉しいです！次回は来年更新しますね〜！つんつん様もよいお年を。 (2021年12月29日 17時) (レス) id: 033bbfc38e (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - きゃぁ〜！やばいですね夢主ちゃんカッコ良すぎます。こんなんなったらキルアもゴンも惚れちゃいますね私は惚れました。2021年夢主ちゃん大活躍で終われそうでもう何も悔いはないです。そして！またまた良いところで終わりましたね〜！続きも楽しみに待ってます (2021年12月29日 17時) (レス) @page41 id: 6a1440072c (このIDを非表示/違反報告)
冬瀬(プロフ) - つんつんさん» いつも感想ありがとうございます！続き更新しました〜。夢主活躍回！ぜひご覧ください (2021年12月29日 16時) (レス) id: 033bbfc38e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬瀬 | 作成日時：2019年6月24日 0時
